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ブログ限定小話「オレと彼女」 - 2018.01.19 Fri

管理人は、アンガーマネジメントのために、「笑えるコピペ集」をリングカードにして持つことにしました。
クスっとする話を集めて、機嫌が落ちそうだったらそれを見るのです。
すごいナイスなアイデアだと思います。
以下の話は、そのコピペ集のまとめにあった会話が元ネタ。
内容的にサイトに置くのはどうかと思ったのでブログのみで。

小話「オレと彼女」

ダリルシェイド復興拠点。リオンの執務室。
彼の部下に相当するポジションにはエクセルとパストという二人の年上の男性がいる。
が、このパストという男は年上とは思えない下らない話を年中繰り出している。
なぜ、僕のセクションなのだろうか。
リオンは彼が性懲りもなくそんな話をする度、思う。
「聞いてくださいよ、リオンさん!」
「嫌だ」
「オレ、ついに婚約直前まで取り付けた彼女がいるんですよ!」
嫌だと即答したのにまったく聞いていない。こんな時、大抵エクセルが間に入って良心的に相手をするのでリオンは黙ってスルーしている。
そもそもが、彼女に婚約まで取り付けた、ならわかるが婚約直前までいった彼女ができたというのは一体どんな表現なのか。←スルー出来てない。
「それで、オレ、いつ彼女にプロポーズするか悩んでて……」
「さっさとすればいいだろう」
そして既婚者になって、ふられマン的な話題を毎回してくるのをやめろ。
リオンはうっかり本音を漏らしたがパストは「だから!」と続けた。
「そんな時、思いもよらないことからプロポーズのチャンスがやってきたんです!」
その割には悲壮感が漂った顔をしているが。
エクセルがどうどうと、椅子を蹴って立ち上がったパストをなだめている。
そして、半ば義務的に聞いていた。
「チャンスって?」
いい奴だなお前は。
「暇だったから彼女と2人でしりとりしてたんです」

以下、パストの回想(要約)。

2人でしりとりをしたが、何周りもしてたのでパストは「け」という言葉で詰まってしまっていた。

パスト『け・・・け?』
彼女『早く~。「け」なんかいっぱいあるでしょ』
パスト『け、結婚しよう!』
彼女『うんこ(即答) 』

以上、回想終わり。
話し終わるとパストはがくりと机につっぷして無言。
僕には関係ない話だ。
いつにもまして、そう思いながらリオンは書類にペンを走らせている。
「それは、間が悪いんじゃないか……?」
方や本気で同情しているエクセル。
まったくもってその通りだが、問題は別のところにあるのではなかろうか。
「パスト、その彼女とやらとはおそらくゴールまで行くから心配するな」
「!!?」
書類に目を落としながらリオン。
なぜか驚愕のまなざしがものすごい勢いで二人から向けられた。
「リオンさんが……慰めてくれた!!?」
「大丈夫だ。お前とその女はきっとお似合いだ」
「そうですか!!?」
喜んだ顔になるが、いわれている意味がわかっているのだろうか。
きっと、リオンにはまったくもって会話を交わすことが苦痛になる手合いの女であろうことは言うまでもない。
普通に生活していて、日常的に女性から発言されたくない単語だ。
今度はその真なる意味を察したのかエクセルの顔に悲壮な色が浮かんだが、あっというまに元気全快になったパストは気づくはずもなかった。

きっとお似合い。
類は友を呼ぶ。

* * *

当サイトでは出てこない単語がはじめて出てきました。
伏字にしようかと思ったけど、原文のインパクトが薄まるので、敢えてそのままにしました。
パストがゴールインする日も近い(かもしれない)。

ていうか、書いてて気づいたんですけど、なんでこういうキャラがリオンと一緒に仕事し続けていられるのか(我ながら)疑問だったのですが、このテンションの高低が激しくてリオンの言葉に一喜一憂する感じはシャルに似てないこともないのかなと思ってしまいました…
似てないですよ?基本は全然。
敢えてうまくいってる要素があるとすればって話で(おしゃべり好きだけど手のひらで転がせるところとか)。彼はごく普通の彼女欲しい欲しい言ってるタイプの男性なので。そこらへんはご容赦を!

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