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2024-04

音があるからこそ静か - 2020.05.07 Thu

家の前の田んぼに水が入り、毎日カエルの大合唱。
暗くなってくる部屋でそれを聞くのが好きで、不思議とうるさいと思わないです。
むしろなぜか静かに感じて、落ち着きます。
都内に住む親せきが、田舎は静かすぎて怖いって言ってた(あと暗すぎるとか道が広くて怖いとか)。
もしかしてそれかもしれない。
暗くなってきた部屋で横になりながら、窓とカーテンを全開にして、ぼんやり壁に入る街灯の灯りを眺めていたら思い出した。
都内に住んでいた時は、そんなふうにうすぼんやりした灯りが入ってくるのは普通だったし、建物の横が砂利道だったから、人が歩けば砂利を踏む音が聞こえた。
誰かがアパートのスロープを踏むとそれはかたんと鳴ったし、遠くから新幹線やその下を通る貨物列車の通る音も聞こえてた。
それが私の中の「静かさ」だったのかもしれない。
音がないんじゃなくて、静かな夜に少しの音が入って逆に、静けさが増すような。

都会の夜は、意外と静かです。
ちゃんと住宅地だからかな。休日の朝は田舎よりずっと静か。
7、8時なんてでかけようと駅まで歩こうものなら、どの家もマンションも、まだ静まり返っている。
街がまだ起きていなくて、みんな休んでるんだなぁと肌で感じたりしてました。
そういう意味では、夜は眠っているという感じではないのだけれど。
だからかもですね。
夜は夜で動いている人がいて、それぞれの時間があって、それぞれが干渉しないで、自分の時間を生きている。
私はそういう空気の方が好きだし、夕暮れの電車の中でも同じ車両に乗っているのに、みんな一人ずつ違う時間を過ごしているのを眺めるのが好きでした。

みんな同じ場所にいるのに、違う…(寂)
じゃなくて、それは自分にとっては面白いような、ほっとするような。
それは自分もその内の一人だと思うからかもしれないし、自分の時間だけを過ごしていいという安心感かもしれません。
田舎は人の絶対数が少ないから、人の存在感が強すぎる。
私は自分の存在感がまぎれるような、そんな場所の方が安心できます。しのびかよ。

そんなわけで、存在感にせよ静けさにせよ、ゼロよりその他に何かあった方が増すのだなぁと。
あとは三つ子の魂百まで、というやつですね。
なんだかんだ言って、山で生まれた人は山が恋しくなるし、海際で生まれた人は海が恋しくなるものでしょう。
都会と田舎も一緒。
どっちが上ということではなく、幼い頃に育った環境がやはり落ち着く場所になるのかな、と思います。

ただ構造改善されて整然と並ぶ田んぼを見るより、ビルの谷間にそそり立つ桜や街路樹を見る方が好きなんだわ。
誰もいないだだっぴろいだけの芝生広場にいるより、夜の静かな山手線のホームに立つ方が好きなんだわ。
人もほとんどいないのに、灯りのついた電車が行きかうホーム、電車が通り過ぎるたびに吹き抜ける風と音。
あれは郷愁に近い。

逆ハイジやね。

コロナ収束して、もう少し体力着いたら懐かしいあの街を散策しに行きたいです。
あ、竹芝桟橋から意味もなくフェリーバスに乗るのも好き。
晴れた日は葛西臨海水族園まで行くのです。
でもあそこ、イルカとかいないんだわ。
近いのはしながわ水族館だけど、休日子供多くてゆっくり見られないのが水族館の泣き所。

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